blancketに関する考察
(author:thzz)前書きsliderやflowに関する考察はいたるところでされていますが、ここではblancketを中心に簡単な論を展開します。音楽でいう、いわば”ドミソ”のようなものです。
「上手なsliderが作れない」という人は、他とのobjectの関連性が取れていないことが多いです。
行き詰ったときにはblancketから見直してみましょう、何か新たな発見があるはずです。
また、以下の用語は自分が勝手に作った単語です、一般には伝わらないのでご注意。
sliderの分類説明のために各種sliderに名前をつけます。
<1:無点slider>slider中に点を置かないものを指します。
要は直線。
<2:単点slider>slider中に1つ点を置いたものを指します。
使う点が、白か赤かによって変わります。
白点の場合円弧になります
赤点の場合「く」の字になります
<3:複点slider>slider中に2個以上の点を置いたものを指します。
白点のみを使用した場合「ベジェ曲線」という特殊な仕様になります。
一見使い勝手の悪い曲線に見えますが、(特殊な製法でベジェ曲線にしています))
円だけではなく、自由な曲線を描けるのが魅力です。
代表的なものは、波slider
楕円的なものも作れます
赤点のみを使用した場合ギザギザになります。意外と使い勝手が良い。
白点赤点どちらも使用した場合赤点を境目に、直線・曲線を「結合」します。
これとこれを
こうじゃ
まだ行きます、
これとこれとこれを
こうじゃ
というように、結合していくことで複雑なsliderが作れます。
もちろんまだまだいくらでも拡張できます。
詳しくは
rrtyuiさんが
解説しているので、そちらを参照。
blancketについていよいよ本題です。
sliderと他オブジェクトとの相性について、blancketの観点から考察し、少々拡張します。
<1:blancket>「blancket=毛布」、オブジェクトを包むように単点sliderが置かれた状態です。
こんな風に。
最も整った関係性が作れます。
<2:blancket area>blancketは基本、単点sliderにおいて用いられますが、複点sliderにおいてもblancketと似た感覚でオブジェクトを配置できるケースは非常に多いです。
また、赤単点sliderにおいても、blancket areaが存在します。
以上を総合し、blancketと類似した箇所を、blancket areaとします。
このsliderのblancket areaは、
画像のcircleの部分です。
<3:blancket line>blancketからバリエーションを広げる一例として、blancket lineという概念を用います。
要は、垂直二等分線です。
よって、これらはblancketの拡張であり、依然良いデザインとなります
また、
こちらは一見blancket line とは関係なさそうですが、
このようにline上に存在しているので、blancket lineに関連したものです。
同じsliderについて、へこんだ部分だけではなく、無点sliderの部品に対するblancket lineを活用するのも一手です。
<4:blancket areaとblancket lineの複合>このように複雑な関係性が可能です。
blancket lineを引いてみました。
sliderの終点・始点をcircleと捉えると、ここまで複雑化できます
どれを取っても、ビジュアル的に問題の無いものたちです。
あとがきその他、流れやプレイ感を考えなければなりません。
現在
pishifatの動画の日本語字幕計画を進めています、それも参考にすると様々な発見があるでしょう。
このblancket考察が一要素として参考になれば幸いです。